地方公務員の職種の中でもマイナーである機械職と電気職の仕事としては、下水処理場やごみ処理施設などのプラントでの業務があります。
そこで、それらの業務について
- 地方公務員の機械職の電気職が3Kというのをよく聞くけど、本当?
- どういった仕事が3Kなの?
というような疑問をお持ちの方はいらっしゃるでしょう。
3Kとは、きつい・汚い・危険の各頭文字のKからつけられた言葉です。
結論から申し上げますと、実際に3K=きつい・汚い・危険というのは本当です。
こちらの記事では、3K職場経験者である私が、実際の地方公務員機械職と電気職の3Kと呼ばれる仕事の内容と実情について説明させていただきます。
地方公務員機械職と電気職の仕事内容について
地方公務員の機械職や電気職の配属先としては、下水処理場やごみ処理施設などのプラントがあります。
それらの業務として、プラントの機械や電気の維持管理や設計・工事監督が主になります。
実際には、プラントの維持管理や工事監督の際に、3K=きつい・汚い・危険といった経験をすることになります。
地方公務員機械職と電気職は、きつい?
下水処理場やごみ処理施設での維持管理や工事監督の際、普段嗅ぐことのないような強い臭いがする場所に、数時間滞在しないといけない場合があります。
臭いに関しては、言葉では表現できないほど、強烈です。
髪の毛にも臭いがついてしまい、もし洗わずにそのまま帰ってしまうと、通勤の電車の中などで臭いを放ってしまい、迷惑になってしまいます。
自分の臭いは自分では慣れてしまい、その臭いを感じなくなっていますため厄介です。
また、維持管理や工事監督をする現場は、基本的に冷暖房がないため、夏はとても暑く、冬はとても寒いです。
そういった意味できついといえるでしょう。
下水処理場やゴミ処理施設など、身体や服に臭いが染みついてしまう職場は、消臭剤が必須です。
おすすの消臭剤は、NULLA(ヌーラ)という服にかけることで、服が消臭剤となってくれるスプレーです。
職場に出る前に服にかけておくと良いでしょう。
地方公務員機械職と電気職は、汚い?
例えば、下水処理場では、下水の池の中に機械やセンサーなどの電気設備があることもあり、それらを確認するために、池の中の下水を抜いてから職員が中に入るといったことがあります。
その際に、体に下水が付着することがよくあります。
また、ごみ処理施設では、焼却炉の中に職員が入ることもあります。
そういったところで汚い体験をすることがあるでしょう。
身体が汚れる業務があるので、だいたいの職場はシャワーがついていますのでご安心ください。
地方公務員機械職と電気職は、危険?
下水処理場は、下水の池が深かったり、落下の危険性があります。
ごみ処理施設は、ゴミを焼却しているところなので、ヤケド(ですめばいいですが)の危険性などがあります。
それぞれ共通する点としては、有毒ガスが発生している箇所があること、高圧以上の電気を扱うことでの感電の恐れ、動く機械に巻き込まれてしまう恐れがあるなど、どれも危険が潜んでいます。
そういったところでの事故というのは、ニュースで結構報道されていることから、決して少なくはないです。
そういったところで危険な業務といえるでしょう。
しかし、他の工事設計・監督を行う技術職も、工事現場に行くことになるため、危険というのは共通する点であるでしょう。
まとめ :3Kでもやりがいがあるので、機械職と電気職はおすすめ
地方公務員の機械職と電気職が下水処理場やごみ処理施設に配属された場合、そこでの業務は実際に、3K=きつい・汚い・危険であることを述べました。
しかし、そういった一面はあるものの、大きな機械や高圧以上の電気を扱うということ、さらに住民のライフラインを支えるといったところは、やりがいがあります。
そういった職場で働く公務員が、過酷な環境を耐えて仕事をしているからこそ、私たちが安心して普通に生活できるのです。
それぞれの職種の今回紹介した以外の仕事ややりがいなど、地方公務員機械職の詳細・地方公務員電気職の詳細については、各記事をご覧ください。
他の公務員の職種の方にも知られてはいないようなこれらの内容について、これから機械職や電気職の公務員試験を受験予定の方に参考になったり、受験予定の方以外の多くの方にも知っていただけますと幸いです。
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