公務員の機械職は、技術職でもマイナーな職種であり、機械職の職員数は、全体の職員数はかなり少ないです。
機械職として働いていると、事務職や他の技術職には分からない、機械職ならではの悩みが出てきます。
現在、公務員の機械職として働いている方で
「もう辞めたい」
とお考えの方に向けて転職活動することをおすすめさせていただきます。
機械専門の方は、その専門性があることで、事務職と比べると転職しやすいです。
この記事を読むことで、公務員機械職を辞めたい方が、
- どういった転職先があるか
- どのように転職活動をしたら良いか
が分かります。
ぜひ最後まで読んでみて参考にしてくださいね。
そもそも公務員機械職を辞めたい理由
こちらでは、公務員機械職のよくある辞めたい理由について紹介させていただきます。
辞めたい理由①職場がきつい・汚い・危険の3K
公務員機械職としての職場の中には、3Kと呼ばれるきつい・汚い・危険な職場があります。
例えば、地方公務員の機械職になった場合に、下水処理場やゴミ処理施設に配属される場合があります。
下水処理場やゴミ処理場では、機械の維持管理や設計・工事監督を行います。
その際には、下水の池の中やごみ処理施設の焼却炉の中などに入ったりしなければならないことがあります。
下水の池の中やごみ焼却炉の中は、きつい・汚い・危険であり、それが嫌で辞めたいと感じる方がいらっしゃいます。
地方公務員電気・機械職の3K=きつい・汚い・危険の職場の詳細についてはこちらをご覧ください。
辞めたい理由②専門性を高めることができない
公務員の機械職の仕事としては、こちらの業務があります。
- 国家公務員として中央省庁で法規に関しての業務
- 地方公務員としてプラントや建築設備の設計・工事監督
設計などの機械の専門性の高い仕事をずっとするわけにはいけません。
国家公務員であれば法規の改正に携わったり、地方公務員であれば予算に関しての仕事や住民からのクレーム対応など、技術職の仕事とは少し違うこともしなければなりません。
さらに公務員は異動で、仕事の内容が大きく変わることもあります。
機械に関する仕事をずっとしていたい、専門性を高めたいという方にとっては、公務員の仕事をするのが嫌と感じてしまう方もいらっしゃいます。
辞めたい理由③職場がブラック
残業時間が多いなどのブラックな環境が理由で、公務員機械職を辞めたいという方もいらっしゃいます。
地方公務員の機械職の配属先として、営繕課などの建築機械(空調や配管、衛生設備など)の工事設計・監督をする職場があります。
工事業務を行う部署は、時期により残業が多くなったりすることがあります。
場合によっては、休日出勤があったりもします。
残業が少なく、土日も普通に休めると思って公務員になった方は、入ってからのギャップの差にストレスを感じ、辞めたくなるという方もいらっしゃいます。
私が国家公務員技術職として働いていたときのブラックな体験談も書いているので、ぜひご覧ください。
公務員機械職を辞めたいと思ったら、転職エージェントに登録するのがおすすめ
公務員を辞めたいと思った際に、おすすめの取るべき行動を紹介させていただきます。
最もおすすめなのは、転職エージェントに登録することです。
実際に私の知り合いの現役公務員の中にも、そこまで公務員を辞める気はないけど、転職の可能性を探ったり、市場価値(転職すれば年収がいくらになるか)を知るために、転職エージェントに登録している人はいます。
転職エージェント利用で、他に勤め先があることを知り、心にゆとりを持つことができる
転職エージェントのメリットは、こちらです。
- 非公開のホワイト企業・優良企業の求人が豊富
- エージェントから転職に関しての相談やサポートを受けることができる
- 自分の市場価値が分かる
転職エージェントでは、エージェントが履歴書の添削などの転職に関しての相談やサポートを行ってくれたり、非公開のホワイト企業・優良企業の求人が豊富です。
また、自分の市場価値(転職した際の年収など)を把握することができます。
転職エージェントで、公務員よりも条件の良い民間企業へ転職を成功させて満足している方はたくさんいらっしゃいます。
転職活動をしていることを職場に言わなければ、まずバレることはなく、転職活動自体はノーリスクです。
実際に転職しなくても、自分の市場価値を把握できたり、転職先があることで、
「無理して辞めたいと思っている職場で働かなくても、自分には他に働き先がある。」
と自信や心のゆとりを持つことができます。
今の職場を辞めても、他で働く場所があると認識することが、すごく大事!
ストレスを抱えたまま仕事をしているといつか倒れてしまいます。
心身の不調がひどくなる前に行動しましょう。
心身を壊してしまってからでは、登録する気も起きなくなってくるので、早めの行動をおすすめします。
何もしなければ、ただ年齢を重ねてしまい、どんどん転職が難しくなってなってしまいます。
登録したからといって、すぐに転職しなければならないということはないので、公務員よりも好条件のご自身に合った求人を見つけたときだけに応募すれば良いのです。
ご自身にあったホワイトな職場に転職できると良いですね。
公務員の経験しかない方の転職は難しいので、いくつかの転職エージェントを併用することをおすすめします。
転職エージェントの詳細とおすすめ転職エージェントについては、
公務員から民間企業へ転職するには?おすすめ転職エージェントなど
という記事で説明させていただいています。
ぜひ、参考にしてくださいね。
機械職におすすめの転職エージェントを一部紹介させていただきます。
営繕課などで建築機械の設計・監督の経験がある方は、日本最大級の建設専門転職エージェントを利用しよう!
建築機械に関する業務を経験したことがあり、そういった民間企業へ転職希望の方は、「建築転職」という建設専門転職エージェントがおすすめです。
建築転職の特徴はこちらです。
- 東証上場企業の非公開求人有り
- 建設業界で働く人が選ぶエージェントNo.1
一般的なエージェントでは工事経験者がほとんどいないため、募集内容を深く理解してもらえないということがあります。
建築転職では、工事のプロであるエージェントがサポートしてくれ、さらにこちらの企業が施工事業で取引のある企業が求人の中心なので、社風などのリアルな情報を得ることができ、高いマッチングを実現することができます。
特におすすめなのが、働き方や企業の特性などのリアルな情報を教えてくれることで、よくある転職して働いてみたら
「実はブラックだった」 「自分にとって働きにくい環境だった」
と、また転職してしまうリスクを減らすことができる点です。
「皆さん何時くらいに帰っていますか?」
— ながい社長|建設業界のキャリアUP請負人 (@nagai_kenten) June 27, 2022
「有給消化率は何%ですか?」
これらはホワイト企業をみつけるために絶対に確認したい内容ですが面接官にはどう映るでしょう?面接突破する為に全ての質疑応答は【自己PR】と【志望動機】の2点のみであるのが理想。聞きにくい質問はエージェントが代行します
↑「建築転職」の社長です
他社には真似できない高いマッチング力が、「建設業界で働く人が選ぶエージェントNo.1」を実現しています。
建築の機械に興味がある方は、登録してみてはいかがでしょうか。
施工管理・建築士の経験者におすすめの建設専門転職エージェントである【建築転職】(評判など)についてはこちらを参考にしてみて下さい。
設備保全の経験がある方、設備に関して幅広い求人の中から転職先を検討したい方は、設備に特化した転職支援サービスも利用してみよう!
「プライムキャリア」は、不動産・設備・建設業界に特化した転職支援サービスです。
プライムキャリアで紹介可能な設備関係の職種はこちらです。
- マンション設備点検・小修繕
- 設備管理(巡回・常駐)
- 設備管理フロント
- 設計(設備)
- 施工管理(設備)
設備に関しての求人は、設備工事の施工管理や設備設計だけでなく、設備点検や設備管理と設備の幅広い職種を紹介してくれます。
プライムキャリアの特徴はこちらです。
- 「生涯年収のアップ」を重要視してくれる
- 求職者・採用企業を同じコンサルタントが一気通貫で担当
- きめ細やかなサポート
求職者と採用企業では担当するコンサルタントが違うエージェントが多い中、プライムキャリアは同じコンサルタントが担当しています。
求職者と採用企業を同じコンサルタントが担当することで、情報が正確に伝わり、スムーズに転職活動を進めることができます。
特におすすめできる点として、プライムキャリアは、まず入社後に継続できるかや活躍できるかなどを考えてくれ、将来的に生涯年収がどうなるかを検討してくれます。
ただ、年収アップするからという理由で転職しては、社風などが合わずにすぐに辞めてしまうということも少なくはありません。
目の前の転職の成功だけ考えてくれるのでなく、将来のキャリアについても考えてくれるので、信頼して相談することができますね。
設備分野でいろいろな職種を検討している方は、こちらにも登録してみてはいかがでしょうか。
営繕課などで建築機械の設計・監督の経験がある方は、建築・建設業界に特化した転職支援サービスも利用してみよう!
建築機械に関する業務を経験したことがあり、そういった民間企業へ転職希望の方は、「KSキャリア」という建築・建設業界に特化した転職支援サービスもおすすめです。
KSキャリアの特徴はこちらです。
- 高収入・転勤無し・残業無し・土日休みの求人有り
- プライム市場のグループ会社の為、 建築建設業界への強いネットワーク有り
- キャリアアップ転職可能
福利厚生も充実・残業無し・土日休み・年収も高い企業に転職できた方もいらっしゃいます。
普通に公務員より条件が良いような企業の求人もあります。
特におすすめなのが、92%と就職・転職後の定着率が高いことです。
ただ転職を成功させるのではなく、就職・転職希望者が安定し長期的に働き続けられるような職場が見つかるようにマッチング度を大切にしています。
実際に転職してからの
「思っていたのと、やっぱり違っていたな。」
と、またすぐ転職しなければならない可能性を減らしてくれます。
建築機械に関する業務経験者は、こちらにも登録してみてはいかがでしょうか。
高収入・転勤なし・残業無しの建築・建設業界の求人探しにおすすめの建設業界特化転職エージェントであるKSキャリアについて(評判・口コミ有り)はこちらを参考にしてみて下さい。
転職エージェントの電話がしんどい場合、転職サイトなら電話もしなくて良いためおすすめ
転職エージェントは、初めにエージェントとの電話などで面談が必要ですが、その電話さえも今はしんどいという方は、転職サイトに登録しといてはいかがでしょうか。
リクナビNEXTでは、登録のみで電話もかかってくることはありません。
登録した希望にマッチした求人がメールで送られてきます。
さらに、登録すると無料の自己分析ツールNo.1との呼び声の高い「グッドポイント診断」も利用でき、自分の強みを知ることができます。
強みを知ることで、自分にあった仕事を見つける手掛かりになったり、転職面接時の自己PRに活かすことができます。
リクナビNEXTに登録しておき、電話できる力が湧いたら転職エージェントに登録しましょう。
理想の転職先が見つかるかもしれません。
登録は5分程度で完了します。
【評判・口コミ】一番おすすめできる転職サイトはリクナビNEXTである理由はこちらをご覧ください。
公務員機械職からの転職先
公務員の機械職からの転職先としてどういった業種があるか紹介させていただきます。
転職先の例はこちらです。
- プラント
- 工事施工管理
- メーカー
やはり公務員として経験した仕事と同じような仕事ですと転職できる可能性は上がってきます。
例えば、地方公務員で営繕課で建築機械の工事設計・監督の経験がある場合は、管工事施工管理を行う企業に転職しやすかったり、下水処理場やゴミ処理施設などのプラントで維持管理の経験があれば、プラントを運営している企業からの内定をもらいやすくなります。
まだ、20代~30代前半の方は、経験でなくポテンシャルを見られるので、自動車など機械メーカーなどへの転職の可能性も上がってきます。
20代~30代前半の方は、若い方の転職に強いマイナビエージェントへの登録もおすすめです。
無事転職先が決まったけど、職場に行かずに辞めたい場合は「退職代行」がおすすめ
無事に転職先がきまったけど、いざ今の職場を退職する際、こちらのようにお考えの方はいらっしゃると思います。
- 引越など次の就職先の準備で、退職手続きをする余裕がない
- 「辞める」と言ったら何を言われるか分からないから、職場とコミュニケーションを取りたくない
職場に行かず、職場とコミュニケーションをとらずに公務員を辞める方法があります。
それは、「退職代行」を利用することです。
退職代行に依頼すれば、職場に行かず、職場とコミュニケーションをとらずに、退職の手続きを丸投げすることができます。
退職代行には、こちらの種類があります。
- 民間が運営するもの
- 労働組合が運営するもの
- 弁護士
公務員が退職する際、労働組合では退職の交渉ができないなどの民間企業と異なる法律が関係することで、確実に退職するには法律事務を代行できる弁護士の退職代行を利用するのがベストです。
公務員が民間が運営する退職代行に依頼すると失敗してしまうリスクがあります。
弁護士は、オプションで未払い残業代などの交渉もできます。
公務員の退職におすすめの退職代行は、弁護士法人みやびと退職110番です。
どちらも弁護士の退職代行です。
それぞれの違いは、こちらです。
退職代行サービス | 退職代行みやび | 退職110番 |
価格(税込、オプション含まない) | 55,000円 | 43,800円 |
全額返金保証 | 無 | 有 |
24時間対応 | 有 | 無 |
支払方法 | 銀行振込 | クレジットカード |
退職代行を利用することで、手間やストレスを極力おさえて退職することができます。
いつでも相談したい方は弁護士法人みやびがおすすめです。
相談は無料でできます。
費用をおさえたい方や全額返金保証を重視したい方は退職110番がおすすめです。
公務員の退職代行の【体験談・評判・口コミ】と、公務員のおすすめ退職代行の弁護士法人みやび・退職110番の詳細はこちらを参考にしてください。
まとめ|公務員機械職としてのメリットを活かすとGOOD
公務員機械職を辞めたい理由としては、
- 職場がきつい・汚い・危険の3K
- 専門性を高めることができない
- 残業が多いなど、職場がブラック
といったことが挙げられます。
このように公務員の機械職を辞めたいと思っている方には、転職エージェントに登録することをおすすめさせていただきます。
転職エージェントには、非公開のホワイト企業や優良企業の求人が豊富です。
登録することで、ブラックな職場を脱け出すことのできる可能性が上がるだけでなく、
「ブラックな環境に耐えられなくなったら、転職すればいいや。」
と、心に余裕を持たせることができます。
この心に余裕を持てるということが、あるのとないのとでは、メンタル面で全然変わってきます。
市場価値も分かり自分に自信もつくので、転職エージェントを検討してみてはいかがでしょうか。
公務員機械職からの転職先の例としては、こちらの職種があります。
- プラント
- 工事施工管理
- メーカー
公務員として経験した仕事と同じような仕事ですと転職できる可能性は上がってきます。
機械職としてのメリットを活かして行動してみると、明るい未来が待っているかもしれません。
公務員を辞めたいときに取るべき行動も紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
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