公務員試験を独学で対策するのは難しく、公務員の予備校に通えば効率的に勉強でき、有益な情報も手に入ります。
しかし、公務員の予備校に通うことを決めた後、どの予備校に通うか迷ってしまいます。
公務員の予備校にもいろいろとあり、その中でLEC(東京リーガルマインド)は、公務員試験対策講座を行っている大手の予備校であり、予備校を調べてみると、目にすることが多いです。
こちらの記事では、
- LECの公務員講座が気になるから、もっと詳しい情報が欲しい
- LECの公務員講座の評判はどうなの?
といったような疑問が解消されるように、LECの公務員講座について説明させていただきます。
LECの公務員講座は、毎年多くの合格者を輩出している非常に実績のある講座です。
公務員の予備校を決定する上で、是非参考にしてください。
おすすめの公務員予備校の費用などの比較もしていますので、予備校を選ぶ際はこちらも参考にしてください。
LEC(東京リーガルマインド)公務員講座の基本情報|合格率・合格実績は?

企業名 | 株式会社東京リーガルマインド |
公務員講座の種類 | 地方上級・市役所・国家総合・国家一般・技術職・外交官・警察官・消防官・心理職・福祉職・高卒程度公務員 他 |
合格実績(2022年) | 3201名 (地方上級・国家一般職対策コース) |
一位 合格実績(2022年) | 国家総合職(院卒者・デジタル) 国家一般職(大卒程度・行政中国地域) 国家一般職(大卒程度・化学) 他 |
LEC(東京リーガルマインド)は、公務員試験に特化した専門の予備校です。
LECの公務員講座は、多くの受講生を抱える国内有数の公務員試験対策講座です。
合格率は公表していませんが、2022年の公務員試験では、地方上級・国家一般職対策コースの受講生の合格者延べ人数は3201名と、多くの合格者を輩出するなど、実績があることが分かります。
さらに、国家総合職(院卒者・デジタル)・国家一般職(大卒程度・行政中国地域)・国家一般職(大卒程度・化学)などで、LECの卒業生が1位合格をしています。
また、講座受講者には、全国にある教室で、優秀な講師陣からの講義を受けることができます。
LECの公務員講座の校舎
LECの公務員講座を行う校舎の一覧はこちらです。
- 北海道・東北 :札幌本校・仙台本校
- 関東・首都圏 :池袋本校・新宿エルタワー本校・渋谷駅前本校・水道橋本校・早稲田本校・中野本校・立川本校・町田本校・横浜本校・千葉本校・大宮本校
- 中部・東海:富山本校・静岡本校・名古屋駅前本校
- 関西 :京都駅前本校・梅田駅前本校・難波駅前本校・神戸本校
- 中国:岡山本校・広島本校・山口本校
- 四国:高松本校・松山本校
- 九州・沖縄:福岡本校・沖縄本校
- 他提携校
LEC公務員講座のメリット

「LEC公務員講座」には、公務員試験合格に向けて多くのメリットがあります。
以下にその一部をご紹介します。
メリット①豊富なノウハウだからできる47都道府県対策
LECは、公務員試験対策に関する指導を開始して、36年以上となりました。
その中で、数多くの合格率をたくさん輩出してきた実績があります。
長い経験で得た、実績に裏付けられた公務員試験に関するノウハウをもっており、そのノウハウと全国規模であるからこそできる47都道府県対策を行っています。
自治体の公務員試験は、それぞれに特徴があり、合格する可能性を上げるためには、その特徴にあった対策をする必要があります。
LECでは、各自治体合格に特化した面接と論文対策を受講することができます。
地方公務員志望の方は、効率的に面接と論文対策を受けることで、ライバルと差をつけましょう。
メリット②回数制限なしの面接対策
最近の公務員試験では、より面接重視となってきています。
面接を制する者が、公務員試験を制するのです。
LECでは、限りなく本番に近いリアルな面接である「リアル面接対策シミュレーション」を受けることができます。
リアル面接対策シミュレーションの特徴は
- 早期から何回も模擬面接対策が受けられる
- 面接官は、元公務員・人事担当者等
- 動画講評で客観的に知ることができる。
元公務員・人事担当者は、どうすれば面接に合格できるかを一番良く知っている人です。
さらにLECでは、都道府県対策に特化したリアル面接シミュレーションを受けることができます。
しかも、それが回数制限無しです。
さらに、他の予備校では一次試験合格後に面接対策を行うことが多いのですが、LECでは一次試験前に模擬面接を受けることができます。
私は、面接対策を筆記試験合格後にしていて
「もっと早くから面接対策をしていたら良かった」
と後悔したため、この制度は積極的に活用するのをおすすめします。
面接対策を納得いくまで受けることで、公務員試験の中で配点の高い面接で、ライバルとの差をつけましょう。
メリット③充実した学習環境
LEC公務員講座では、全国にある教室で講義を受けることができます。
通学講座の登録地(受講地)に関わらず、申込講座を事前申請などなく、各本校の通学スケジュールに合わせて受講することができます。
一度受講した講座も何度も納得のいくまで受講することができます。
また、オンライン授業も行っており、自宅や出張先からでも受講できます。
web講義は、動画も音声データもダウロードすることができるので、繰り返し受けることができ、効率的に学習時間を確保することができます。
音声データがダウンロードできることで、通勤・通学で歩いているときや家事をしているときなども勉強できるので、勉強時間を効率的に活用しましょう。
ダウンロードできるということは、データ通信量が気になる学生にも優しいです。
メリット④継続的なサポート
LEC公務員講座では、「担任講師制度」により、合格まで継続的なサポートが受けられます。
講師からのフィードバックや個別相談、合格者からのアドバイスなどを通じ、受講生の学習の成果を最大限に引き出すことができます。
LECの担任講師制度の特におすすめできるポイントは、
どこの本校でも、どこの担任からでもいつでもサポートが受けられることです。
例えば、

地元の試験を受けたいけど、情報が欲しい
といった場合に、地元付近の本校の担任から情報を教えてもらうことができます。
LECの強みとして、47都道府県対策があるので、有益な情報が手に入ります。
担任講師制度を上手く活することで、公務員試験対策をより効果的に進めていきましょう。
LEC公務員講座のデメリット

LEC公務員講座のデメリットについて、以下のように詳しく説明させていただきます。
デメリット①費用が高い
例えば、面接や小論文対策を含んだ地方上級・市役所・国家一般職合格に向けた人気のスタンダードコースであるスペシャルコースの受講料は約35万円となります。
そのため、費用面での負担が大きいと感じる人もいるでしょう。
しかし、LECはコースが充実しているので、予算と予備校にどこまで求めるかを検討し、コースを選択すると良いでしょう。
デメリット②混雑していて面接対策の予約が取りにくいこととの評判がある
LECは、大手の資格の予備校であり、知名度も抜群にあります。
実績もあるため、LECを利用する受験者は非常に多いです。
面接対策も回数無制限でできたりと充実していますが、そのメリットにより、面接直前になると面接対策の予約が殺到し、取りにくくなるといったことがあります。
面接直前の時期に、希望する回数の模擬面接が受けられなくなることのリスクを防ぐために、早い時期から受けておくのがおすすめです。
LECの面接対策は一次試験前から受けることができます。
LECの面接練習を活用していました。
— みっきー (@shinchan_5502) December 8, 2021
LECの面接対策は回数制限がないので何度もできることがメリットだと思います。ですが、5~6月くらいは予約がすぐに埋まってしまうため、思うように練習ができませんでした。
ご参考までに、、、
LECのおすすめコースと価格の紹介

コース名 | 内容 | 価格 |
スペシャルコース | 国家一般職・地方上級・市役所に対応したコース | 約35万円 |
速修スペシャルコース | 上記コースの科目を最重要科目に絞り、短期間の学習で合格を目指すコース | 約27万円 |
スペシャルコースは、公務員全般の択一・論文・記述・面接に対応したコースです。
国家一般職・地方上級・市役所に加え、以下の公務員試験の併願に対応しています。
- 東京都Ⅰ類B
- 東京都特別区
- 裁判所裁判官(一般職)
- 国立大学法人等職員
- 警察官
- 消防官 他
他にも、最近導入する自治体が増えてきましたSPIの対策講座もふくまれています。
SPI対策講座は民間併願の方にとっては、民間対策にもなるので、一石二鳥です。
おすすめポイントは、通学生・通信生関係なく、模擬面接が回数制限なく受けられることと、それを一次試験前から早い段階で受講することができることです。
速修スペシャルコースは、スペシャルコースのカリキュラムを重要科目に絞ることで、短期間での合格を目標とするコースです。
LEC公務員講座の口コミ・評判

LEC公務員講座についての口コミと評判について、いくつか紹介させていただきます。
何個か公務員予備校行ったけど、
— rika (@trakana21) April 25, 2022
やっぱ一番LECがよかったなぁ💭
大学院の近くにもあるし、LECにしようかな…費用は可愛くないけど😂
いろいろな予備校がある中で、LECが一番良かったとのことです。
ありがとうございます!
— ひとかげ@土木公務員と投資の話 (@hitokagesan1989) July 6, 2022
因みに前職を退職し現在公務員になれたのはLECさんの講義のおかげです。感謝してます😁
※支店は違いますが
LECの講義のおかげで合格できたとのことです。
公務員、士業などの資格取得でダブルスクールする人は大原が多いイメージだけど東京リーガルマインド通称LECさんの方がいいと言われてます!クレアールさんとは強みが違うので合ったほうを!
— もちのカフェグルメ (@moto_grnd) December 17, 2022
世間の評判も良いですね。
東京リーガルマインドLECと資格の学校TACの比較

東京リーガルマインドLECと同じく、大手の公務員対策講座を行う予備校である資格の学校TACとの違いを紹介させていただきます。
予備校 | 東京リーガルマインド LEC | 資格の学校 TAC |
受講料 | スペシャルコース 約35万円 速修スペシャルコース 約27万円 | 総合本科生 約36万円 速修本科生 約25万円 |
模擬面接 | ○ 回数無制限 | ○ 回数無制限 |
論文添削 | ○ | ○ 回数無制限 |
強み | 地方公務員に強い47都道府県対策 | 外務省専門職の合格者占有率98.2% 東京都Ⅰ類B(行政/一般方式)の合格者占有率44.5% 特別区Ⅰ類(事務)の合格者占有率33.9% |
講座の価格については、定価を記載しています。
資格の学校TACのコースの詳細はこちらです。
コース名 | 内容 |
総合本科生 | 国家一般職・地方上級・市役所に対応したコース |
速修本科生 | 上記コースの専門科目を最重要科目に絞るなど、3~5カ月の学習で合格を目指すコース |
LECとTACの同様のコースを比較しています。
価格に関しては、あまり差がありません。
模擬面接は、LECもTACも回数無制限となっています。
論文添削は、LECもTACも対応していますが、回数無制限なのはTACのみです。
論文は、独学での勉強が難しいため、論文が苦手な方は添削回数無制限のTACがおすすめです。

僕も論文対策にめちゃくちゃ苦労したので、添削無制限はありがたい!
外務省専門職合格者のほぼ全員・東京都Ⅰ類B(行政/一般方式)の合格者の2,3人に1人・特別区Ⅰ類(事務)合格者の3人に1人がTAC生であることから、それらを目指すにはTACの講座受講が合格への近道になる可能性が高いですね。
LECには、それぞれの自治体にあった試験対策ができる47都道府県対策があるので、地方公務員の志望者はLECも良いですね。
校舎に通う時間ももったいないので、自宅の近くに校舎がある方を選ぶというのもアリですね。
TAC公務員講座の評判・口コミの詳細はこちらを参考にしてください。
LEC公務員講座は、技術職志望にも対応
LECは技術職志望を対象としたコースもあります。
対応職種は、土木職・建築職・化学職・電気・情報職・機械職・農学職です。
技術職の専門分野においては、市販の教材が少ないため、充実したLECの講義やテキストで勉強できることで、他の受験生との差をつけましょう。
LECの技術職のコースを一部紹介させていただきます。
コース名 | 内容 | 価格 |
地方上級・国家一般職土木職合格コース | 国家一般職・地方上級・市役所の土木職に対応したコース | 約31万円 |
地方上級・国家一般職土木職速習コース | 上記コースの専門科目を最重要科目に絞るなど、3~5カ月の学習で合格を目指すコース | 約23万円 |
地方上級・国家一般職土木職合格コースは、教養試験・専門試験に合わせて面接対策・論文対策・模試も含まれたコースです。
事務職のコースと同じで、模擬面接は回数無制限で受講できます。
基本は通信講座で、教養部分のみ通信と通学講座を選択できます。
他にも、技術職には専門科目のみの専門科目パックがあります。
ご自身の予備校に使える費用や苦手を考慮し、全て含まれたコースにするか専門のみのパックにするか選択することができますね。
建築職・機械職・電気職・化学職の公務員試験のおすすめ教材や予備校は、こちらで紹介しています。

LEC公務員講座のまとめ:豊富な試験ノウハウや47都道府県対策などの強みを活かして公務員試験を乗り越えよう

企業名 | 株式会社東京リーガルマインド |
公務員講座の種類 | 地方上級・市役所・国家総合・国家一般・技術職・外交官・警察官・消防官・心理職・福祉職・高卒程度公務員 |
合格実績(2022年) | 3201名 (地方上級・国家一般職対策コース) |
一位 合格実績(2022年) | 国家総合職(院卒者・デジタル) 国家一般職(大卒程度・行政中国地域) 国家一般職(大卒程度・化学) 他 |
LECの公務員講座について、説明させていただきました。
LECの強みは、豊富な試験ノウハウを持っていることや47都道府県対策などです。
受講料は、少し高額だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、コースも豊富なので、自分にあったコースを探してみましょう。
資料請求は無料なので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
同じ大手の予備校であるTACの評判・口コミ・メリット・デメリットなどに関してはこちらを参考にしてください。
他にも公務員予備校のTACとLECのどっちがおすすめかを比較した記事も参考にしてみて下さい。
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