惜しくも国家公務員総合職に不合格だった方、これから受験する予定であるが不安な方に向けて、再受験するのに最適な方法を紹介させていただきます。
それは国家公務員一般職として働きながら、総合職を再受験することです。
そうすることでのメリットなどについて、説明させていただきます。
おすすめの方法 国家公務員一般職として働きながら、再受験する

なかなか知られていないのですが、国家公務員一般職(Ⅱ種)で働きながら、国家公務員総合職(Ⅰ種)を受験することができます。
国家公務員総合職を受験する方には、一般職を併願する方も多くいらっしゃいます。
惜しくも総合職は不合格だったが、一般職に合格したという場合は、とりあえずは一般職として働きながら、総合職をめざすというのも一つの選択肢としありかもしれません。
一般職として働きながら総合職を目指すメリット① 総合職として働くイメージができる

メリット一つ目は、一般職として働いていると、総合職の方と一緒に仕事をする機会もあるため、いろいろと話を聞くことができます。
総合職の仕事内容ややりがいなど身近に聞くことができたり、その働く姿を見ることで、将来総合職として働くことのモチベーションや面接対策に繋がります。
公務員試験の際には「なぜ一般職なのに総合職を受けるか」というのは高確率で聞かれます。
その際の対策はしっかり立てましょう。
公務員試験の面接対策については、こちらをご覧ください。
一般職として働きながら総合職を目指すメリット② 官庁訪問を省略できるケースがある

メリット二つ目は、官庁訪問を省略できるケースがあるということです。もしくは、同じ省庁に官庁訪問を行う際に、一般職として働いた経験と知識があるため、他の受験生と比べて有利になるでしょう。
一般職として働きながら総合職を目指すデメリット 同僚から良く思われないことがある。

総合職を受験することに関しては、応援してくれる上司や同僚もいれば、そうでない場合があるでしょう。
晴れて総合職に合格したということになれば、一般職として働いていた職場はその分人員が減ることになります。
そういったことに対して、嫌みを言われたりすることがあるかもしれません。
ですが、早期退職したら人員が減るというのは民間企業でも同じことであるため、気にせず、自分の決めた道を進みましょう。
まとめ

運悪く、総合職に不合格になってしまった場合、浪人することになると、給与がないためお金に困ったり、試験のプレッシャーが大きくなってしまいます。
もし、一般職に合格した場合は、上記メリットとデメリットを踏まえ、一般職として働きながら総合職をめざすという道もご検討されてはいかがでしょうか。
技術職公務員試験のおすすめ教材・予備校については、こちらを参考にしてください。
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