公務員を辞めたいと思われている方、公務員から民間企業への転職をお考えの方の中には、
・公務員から民間企業に転職することなんて、できるの?
・何歳までなら転職しやすいの?
といったような疑問をお持ちの方はいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、公務員から民間への転職は難しいですが、不可能ではないです。
こちらの記事を読むことで、
・実際に民間へ転職してよかったかどうかの体験談
・公務員から民間企業への転職がなぜ難しいか
・転職しやすい年齢
・転職に役立つ公務員のスキル
などが分かります。
是非、民間企業への転職を考えるうえで参考にしてくださいね。
公務員から民間へ転職してよかったか|実際に転職した人の声も紹介
実際に公務員から民間企業に転職してよかったかどうかは、後悔はなく、良かったという意見が多いです。
良かったという意見は、
- 住民からの過度なクレームから解放された
- 絶え間なくなる電話に対応しなくて良くなった
- 年収などの条件が良くなった
というのがありました。
年収も福利厚生もワークライフバランスも良くなったという意見もありました。
公務員より好条件の企業は結構あります。
安定という面では、公務員に勝ることはないですが、それ以外の条件は良くなり、さらにビジネスマンとして成長できる企業に転職できれば、公務員を辞めたいと思っている方にとって、最高でしょう。
公務員から民間企業へ転職して良かったという例を紹介します。
公務員から民間に転職したら大体待遇が下がるので後悔するかもしれません
— マツロー@元公務員からのキャリアアップ (@matsuro_job) January 25, 2021
しかし専門スキルを磨けば数年後には公務員を辞めてよかったと言える日がきます
実際に自分も民間に転職したことで、現在は公務員を続けているよりも年収も休みも増えました
自分次第で人生は変えることができます!
公務員に転職した当初は、年収が低かったけど、その後に年収も休みも増えたとのことです。
公務員から民間に転職して思ったこと
— RYU@元公務員人事 民間→公務員→民間 (@komuin_fukuoka) April 25, 2021
・適当に仕事してる人が少ない
・人事にかけてるパワーがかなりある
・責任から逃げる人が少ない
・若いのに優秀な人が多い
・視野が広い
・残業への意識が強い(できるだけしないように考える)
・効率性を一番に考える
あぁ、ほんと転職してよかった。
良い環境に転職できたとのことです。
公務員から民間に転職して半年。辞めるのは本当に超悩んだが、年齢的にも性格的にも今、この仕事に転職して良かった。公務員は使えないなんてよく言われるけど、それはなんとなく事務処理だけしてる人の話。異動した先々で仕事に没頭してれば、その経験は強みになる。
— MITCHEE666 (@MITCHEE6661) September 29, 2021
真面目に公務員の仕事をしていれば、それは強みになるとのことです。
県庁と国家公務員を経験した私が転職してよかったこと
— みに丸@公務員の転職戦略 (@minimalblognet) September 1, 2021
・新卒で全く届かなかった大手も中途で入社できる
・公務員の知識を活かせる
・市場価値を知り、年収が150万あがった。(公務員より高い会社は多々)
公務員から民間転職は少数派で、皆に止められます。
それでも自分で考えて転職して良かった。
公務員よりも年収が多い民間企業は多く、そういった企業への転職も不可能ではありません。
『仕事が楽しいと人生が楽しい』
— Nabe【公務員からの転職相談/営業コーチングはDMまで📩】 (@waqbd726) January 8, 2023
これは私のモットー
勇気を持って公務員から転職し、
民間企業で営業として仲間と切磋琢磨するようになってから生まれた感情
今では転職して本当に良かった
毎日が痺れるくらい楽しい
仕事が楽しいと感じるのは、何よりも素晴らしいことです。
公務員から民間に転職して良かった点
— りょう:市役所→県庁→民→民 (@ryo_113_ryo) April 8, 2020
・好きなことが仕事になった
・朝起きるのが1時間遅くなった
・夕方以降、自分の時間が増えた
・カラー印刷し放題
・定時で終わらす意識がある
・無駄な会議がない
今のところ公務員の方が良かった点は、「トイレの照明が自動で付くこと」のみですw
転職して良いことだらけで羨ましいですね。
30代前半、公務員から民間企業に転職して2年間の年収の変化。
— あると@公務員⇒民間転職 (@alto_FIIJ) December 23, 2022
621万円【公務員時代】
→997万円【転職1年目】
→1275万円【転職2年目(今年)】
ちなみに残業は公務員時代の10分の1ぐらい。
マジで転職して良かった。
残業が減るけど、年収が上がるのは理想の転職ですね。
公務員から民間への転職が難しい理由
公務員から民間企業へ転職するのは、民間企業から民間企業へ転職するのと比べると難しいです。
公務員から民間企業への転職が難しい理由は、公務員の経験がほとんど役に立たないからです。
民間企業では、利益を追及するため、コストを意識し効率良く仕事をしなければいけません。
公務員は、そういった環境ではないため、民間企業からするとそういった人材を欲しいとは思いません。
また、求人サイトを見ると、例えば営業に転職するには必須条件として、営業の経験が3年以上など、同じ職種や業界での経験が必要なことが多いです。
「3年以上の公務員経験が必須」などは見たことありません。
こういった専門性がないことは、公務員経験者が需要がないことの理由にもなります。
そういった面でも、公務員の経験がもとめられることはほとんどないため、公務員から民間企業への転職が難しい理由となります。
公務員から民間へ転職するのに、年齢のリミットは?
一般的には、第二新卒、20代までは公務員から民間企業に転職しやすいです。
第二新卒とは、大卒で新卒で入社して社会人経験2~3年未満の方をいいます。
もちろん即戦力になるのに越したことはないのですが、やはり若い方が、他の社風に染まっておらず、ポテンシャルが期待され、まだまだ新しい企業での成長余地があると判断されるからです。
年齢が30歳を超えてくると、即戦力重視となってくるため、どんどん転職が厳しくなってきます。
いろいろな求人サイトを見ていると、未経験業種の場合は、30歳未満など、年齢に制限をつけていることが多く、それがリミットとなってしまいます。
若ければ若いほど、転職しやすいということになります。
基本、役所での経験は、ほとんど役に立たないですが、人事課で給与や採用を担当したり、情報システムに関わる部署は意外と需要があったりするみたいです。
公務員から民間へ転職する際に、武器となるスキルは?
専門性がないという点で転職活動で不利となる公務員ですが、逆に公務員だからこそ持っているスキルもあります。
・調整能力
・コミュニケーション能力
・プレゼンテーション能力
公務員の仕事の中には、関係課・上司・議員・住民など複数の人間に事前にお伺いを立てたりなどの調整を行うといったことを経験した方はいらっしゃると思います。
私も調整業務は何度も経験したことがあり、何度も苦労しました。
また、住民への窓口対応などにおいては、専門用語を使わずに分かりやすく説明する能力が必要です。
住民説明会では、分かりやすい言葉だけでなく、分かりやすい図解などを使ってプレゼンする能力が磨かれます。
このような公務員の仕事をしている中で、身につくような調整能力・コミュニケーション・能力プレゼンテーション能力は、民間企業へ転職しても役に立つ能力であり、これらの能力を持った人を欲しがる民間企業も多いです。
転職活動中の面接などにおいて、公務員として身につけた能力を是非アピールしましょう。
公務員から民間企業へ転職する効率の良い方法は、転職エージェントの登録
公務員から民間企業への転職は難しく、我流で進めてしまうと思うような結果を出すのは難しいです。
最も効率的なのは、転職のプロに相談し、サポートしてもらうことです。
それをできるのが転職エージェントです。
転職活動をするうえで、いくつかの転職エージェントに登録するのをおすすめします。
エージェントが
「公務員から転職するのは不安」
といった悩みにも答えてくれます。
公務員から民間企業への転職を成功させたノウハウを持っているエージェントもいます。
登録したからすぐに転職しなければならないということはなく、自身の市場価値(転職した歳の年収など)を把握するためにも登録するのがおすすめです。
転職エージェントについてとおすすめの転職エージェントはこちらの記事を参照ください。
公務員を辞めたい20代や第二新卒におすすめの転職エージェントはこちらをご覧ください。
まとめ|公務員から民間への転職は難しいが、転職してよかったと感じる人もいる
公務員から民間企業への転職は難しく、転職するには若いほど転職しやすくなります。
難しいですが、不可能ではありません。
公務員として身につけた調整能力・コミュニケーション・能力プレゼンテーション能力を活かし、転職を成功させている方も多くいらっしゃいます。
実際に公務員から民間へ転職してよかったと感じている人もいます。
転職を成功させ、残業が減り年収が増え、仕事も楽しくなったりと満足している方が多いです。
公務員から民間企業への難しい転職を成功させるには、転職エージェントを利用するのがカギとなります。
みなさまが、公務員よりも条件の良い民間企業へ転職できることを願っております。
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