大学の建築学科卒業後の進路としては、ハウスメーカー、ゼネコンや設計事務所があります。
どれも専門性を活かすことができ、自分が携わった建築物が実際に完成したときのやりがいを味わうことができる素晴らしい仕事です。
- 現在建築業界で働いているが、ブラックなので転職を考えている
- 地方公務員建築職への転職に興味がある
- 建築を専攻しているが、建築業界はブラックと聞くので就職先に迷っている
そういった考えをお持ちの方に向けて、実際に、それらの仕事から地方公務員の建築職となった方に、ハウスメーカー、ゼネコンや設計事務所の特徴と、なぜそれらを辞めて地方公務員になったのかを聞いてみました。
就職や転職をご検討の方に少しでも参考になれば、ありがたいです。
建築業界のブラック|ハウスメーカー、ゼネコン
ハウスメーカー・ゼネコンの技術職の特徴はこちらです。
- 高水準の年収
- 全国転勤の企業が多い
- 営業の方が待遇が良い
- 長時間勤務が多い
ハウスメーカー、ゼネコンに就職することの魅力といえば、まずは高水準の年収です。
例えば、大手のハウスメーカーの平均年収は800万を超えていたりします。
また、そういった高水準年収であるハウスメーカー、ゼネコンは全国転勤が多いです。
共働き世帯としては、共働きを継続することは難しくなってしまいます。
総合職(全国型)でなく、転勤の範囲が限られた地域勤務職などといったものを選択できますが、転勤範囲が違うだけで、同じ仕事をしているのに年収が総合職(全国型)と比べて年収が下がってしまいます。
他には、企業によって技術職よりも営業の方が待遇が良いことがあります。
年収や出世に関して、営業の方が恵まれており、それに不満を持つ技術職は多いようです。
長時間勤務も多いです。
施工管理をしていると、休みがなかなか取れないとのことでした。
建築業界のブラック|建築設計事務所
建築設計事務所の特徴はこちらです。
- 転勤がない事務所も結構ある
- 長時間勤務が多い
ハウスメーカー、ゼネコンに比べ、転勤がない事務所が結構あります。
転勤がないという点においては、今後のライフプランも立てやすいです。
建築設計事務所は、長時間勤務の事務所が多いです。
その原因は膨大な業務量にあります。
年収に関しては、大手のハウスメーカー、ゼネコンよりは少ないです。
地方公務員建築職は残業が少なめなど、おすすめの理由
ハウスメーカー・ゼネコン・建築設計事務所は、残業や土日祝日が多い傾向があります。
そういった環境から抜け出す方法としては、地方公務員の建築職へ転職することが一つの選択肢となります。
建築業界の民間企業と比較した地方公務員建築職の特徴は、こちらです。
・残業が少なめ
・土日祝勤務も少なめ
・有給休暇が取りやすい
・転勤が自治体内なので、市町村であれば引越を伴う転勤がほぼない
・大手のハウスメーカーやゼネコンよりは、給料が多少低い
地方公務員の建築職は、自治体や部署、時期にもよるところはありますが、ハウスメーカー・ゼネコン・建築設計事務所などより、残業や土日祝勤務が少なめです。
有給休暇も取りやすかったり、他に育児休暇・看護休暇などの制度があったりと、ワークライフバランスが充実しています。
引越を伴わない自治体に就職すれば、引越することがないため、育児休業・看護休暇などの制度と合わせて、共働き世帯にとっても非常に働きやすい環境です。
大手企業から地方公務員に転職した場合は、給与が下がる可能性があるので、その点においては注意が必要です。
私のまわりでは、給与が下がったけど、残業が減ったり有給休暇を取得しやすくなったりとメリットの方が大きく満足している方が多いです。
地方公務員建築職がきついかどうかや仕事内容・待遇・必要な資格等を紹介していますので、こちらも参考にしてください。
まとめ|ブラックから抜け出したいのであれば、地方公務員建築職になろう
ハウスメーカー·ゼネコン·設計事務所から地方公務員建築職になった理由としては、こちらのブラックな部分から抜け出したいからというものでした。
- 長時間勤務が多い
- 全国転勤
- 営業の方が待遇が良い
地方公務員であれば、引越を伴う転勤がなく、待遇に関しても事務職とそれほど違いはありません。
長時間勤務に関しては、自治体や部署によってばらつきはありますが、地方公務員に転職したことにより
「長時間勤務が減った」
というのはよく耳にします。
大手のハウスメーカーやゼネコンから地方公務員建築職になった方は、年収は下げってはいますが、超過勤務(残業)が減ったり、休みも増えたり、共働きも継続できていたりと満足しているようでした。
それらの理由で、地方公務員建築職は、おすすめであると言えます。
これから地方公務員に転職予定の方は、
という記事も参考にご覧下さい。
また、公務員試験の受験予定の方は、
公務員試験 建築職・機械職・電気職・化学職のおすすめ勉強法(教材など)
という記事で建築職の公務員試験勉強のためのテキストやスクールなどを紹介させていただいていますので、是非ご覧下さい。
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ストレスを抱えたまま仕事をしているといつか倒れてしまいます。
心身の不調がひどくなる前に行動しましょう。
心身を壊してしまってからでは、登録する気も起きなくなってくるので、早めの行動をおすすめします。
何もしなければ、ただ年齢を重ねてしまい、どんどん転職が難しくなってなってしまいます。
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