これから電験三種を受験される方や、すでに受験されているが合格がまだの方で、
どの教材を使ったらいいの?
電気専門でないけど、合格できるかな?
どうやって勉強したらいいの?
と疑問をお持ちの方がいらっしゃると思います。
こちらの記事では、これから電験三種合格を目指す方に向けて、私の電験三種合格の勉強方法や経験などをもとに、効率よく合格できるおすすめの方法を紹介させていただきます。
まず、私の大学の専攻は電気工学ではありません。
電気職の方が持っている第三種電気主任技術者(電験三種)を羨ましく思い、受験を決意しました。
科目合格制度を利用して、三年かかりましたが、電験三種に合格できました。
公務員の電験三種合格のためのおすすめの参考書(テキスト)
教材は、私も使用した電気書院の「電験3種これだけシリーズ」がおすすめです。
私は大学の専攻は電気でなかったのですが、「電験3種これだけシリーズ」はそういった人にも分かるようにマンガやイラストを用いて分かりやすく書かれています。
専攻が電気でない方にもおすすめですし、私の周りの電気職の方もこちらを使用して合格しています。
受験勉強開始当初は、科目ごとに分かれているテキストを買うとなると4冊買わないといけなくなり、出費がかさむと思い、4科目が1冊にまとめられた参考書を買ったのですが、勉強時間が少ないのと相まって、一回目は、「電力」のみ合格で、他はすべて不合格でした。
2回目も、同じように勉強して挑んだ結果、「機械」のみ合格となり、「理論」と「法規」は不合格でした。
3回目が不合格となると、また「電力」を受験せねばならなくなります。
「このままではまずい」と電験三種を持っている電気職の方に、おすすめのテキストを聞いた結果、教えてくれたのが「電験3種これだけシリーズ」でした。
そして、「電験3種これだけシリーズ」と過去問を反復することで、合格できました。
「こんなに分かりやすいのであれば、ケチらずに初めから4冊買ってやれば良かった」
と反省しております。
また、電験は、同じ問題が出ることはないので、基礎がちゃんと分かっていないと問題が解けません。
「これだけシリーズ」は基礎からしっかり理解できるようになっています。
ですので、電気に関する知識に自信がないという方は、「電験3種これだけシリーズ」の各科目と過去問を反復することをおすすめいたします。
公務員が電験三種合格するのにおすすめの専門学校
市販の教材で不安の方は、ユーキャンがおすすめ
数学を解くのも久々であったり、一人で勉強するのは不満な方には、ユーキャンの電験三種講座がおすすめです。
ユーキャンの電験三種講座の特徴は、こちらです。
- 試験に出やすいポイントがきちんと身につき、効率よく合格が目指せるテキスト
- 高校数学をやさしく解説してくれるサブテキスト(やさしい数学)がある
- 丁寧な個別アドバイス付の添削課題がある
- スキマ時間にスマホなどで学習できるデジタル学習サイトがある
- 1日3問まで質問可能
電験3種合格には数学の知識が必要不可欠で、数学が久しぶりの方にとって「やさしい数学」はありがたいです。
また、独学の場合はつまずいてしまうとそこから進めません。
途中つまずいたときに、質問できる点においても助かります。
スマホで学習できるのも、勉強時間をより確保でき合格に近づくことができます。
価格は4科目込みで約7万円ほどです。
他大手のスクールでは4科目分受講すると10万円を超えるので、コスパも高いと言えます。
独学が不安な方は、TACがおすすめ
独学に限界を感じた方、分かりやすい講義を受けてしっかり学びたい方はTACがおすすめです。TACの特徴は、こちらです。
- 1科目から受講可能
- 文系の方や物理と数学にじっくり時間をかけて勉強したい方に向けてのコース有り
- 充実した質問制度
- 通信と通学の選択可能
電験三種の出題範囲において、ベクトルを使っての計算や電動機の仕組みなど、テキストを読むだけではなかなかイメージしづらいことがあります。
TACでは、講師の方が、本質的な部分を理解できるよう分かりやすく説明してくれます。
電験三種では、この本質的な部分をしっかり理解することが大切です。
本試験で同じ問題は出ることがないため、それらをしっかり理解することが非常に重要です。
質問制度も充実しており、制限なしで、対面の他にWEB・電話・メールで質問可能です。
さらに学習上での不安などメンタル面も電話等でサポートしてくれます。
試験に向けての不安要素を全て消すことができるのはTACです。
まずは、資料請求をしてみてはいかがでしょうか?
TAC公務員試験講座の評判・口コミやメリット・デメリットなどの特徴については、こちらを参考にしてください。
電験3種合格までの体験談|勉強方法や勉強時間
受験を決意したのが、4月くらいで、ちょうどその年が、私の子どもが産まれた年でした。
ですので、私は1年目と2年目は、通勤時間と寝る前に4科目セットになったテキストを1日合計30分ほど読むくらいと、なかなか勉強時間が確保できなかったです。
3年目になると、少し時間がとれましたが、それでも1日1時間も勉強に時間がとれてなかったです。
ただし、1回目や2回目の試験が終わったあとも、1日の中で勉強時間が取れないことが分かっていたのと、忘れてしまわないように勉強は継続していました。
それぞれ試験の1か月前から、過去問を解いていました。
基礎をしっかり理解するにも大事ですが、問題を何度も解いて、理解した基礎をいろいろ応用できるようになるというのも大事です。
1回目2回目の「電力」と「機械」の点数は合格点ギリギリでした。
3回目では、「これだけシリーズ」を使ったので理解力が増えたのか「理論」と「法規」は合格点よりまあまあ高い点を採れました。
ただ、独学で全科目合格まで三年かかってしまったため、ユーキャンやTACを利用しなかったのを後悔しています。
利用し、効率良く勉強することで、一年や二年早く合格できたかもしれません。
まとめ|独学でも予備校でもしっかり勉強すれば合格可能
電験三種に合格するおすすめの方法は、こちらです。
- 「電験3種これだけシリーズ」と「過去問」を反復
- 市販テキストのみで不安の方は、ユーキャンがおすすめ
- 独学が不安な方は、TACがおすすめ
- 基礎をしっかり理解し、問題を何度も解くことで応用力も鍛えること
- 問題を解いているときにつまずいた部分は基礎を見直す
- 一度不合格になった場合は、すぐに次回の試験に向けて勉強を始める
電験3種は、効率よく勉強すれば、電気専攻でない方も含め誰でも合格できる試験です。
皆さんが無事、電験三種に合格できますように。
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